もしかしてスピリチュアルなのかもしれない

見て見ぬふりをしてきたけど、やっぱり視えてる気がする…

私の師匠は神様のところに飛んでいく

もう20年以上通い続けている鍼の先生がいまして。

 

高校生くらいから肩こりや腰痛に悩まされ続けていて、その先生にはもうずっとお世話になっています。父も母も弟も弟のお嫁さんも通っていて、一家で先生のほうに足を向けて眠れません。

 

ご自身は男性なのですが、女性の患者さんが多いせいか、とても物腰柔らかで優しい話し方をする先生。
治療中は、体の不調を治したり予防したりする豆知識を教えださったり、最近テレビで見た話みたいなとりとめのない雑談をしながら過ごします。

 

 

ところが、私が社会人になったくらいのある時から先生が「見える」系の話をよくしてくれるようになったんですよね。
「やばいなと思う場所には近づかないほうがいいよ、それはキノコちゃんの第六感がちゃんと教えてくれてるんだから」とか、
「具合が悪い人って、見たらわかるでしょ。たぶんキノコちゃんは、よーく見たら悪い部分とかわかると思うんだよね」とか、
「最近、神社にお参りした?そろそろ神様に呼ばれてるの感じてるでしょ。ちゃんと呼ばれたらお参りしなさい」とか。

どうやら私の家族が治療に行くときは、その手の話は一切していないらしい。

 

仕事のストレスでホルモンバランスを崩す病気になってしまったときは、
「キノコちゃんは、生きているものもそうじゃないものもすごく拾いやすいんだから、無理しちゃだめだよ」と、全身に70本以上も鍼を打ちながらやさしく説教をしてくれたのでした。

 

私「拾っちゃうって、どういうことなんですかね?」

先生「端的に言うなら”気”とか、”霊障”っていう言い方は好きじゃないけど、そういうものを体に取り込んじゃうんだよね」

私「先生もそういうことあるの?」

先生「あるよ~。手は特に吸収しやすくて、僕の仕事は患者さんに直接手で触れるでしょ?気を付けてないとアッと今に具合悪くなっちゃうんだよ」

私「気を付けるって、具体的にどういうことすればいいんですか?」

先生「僕なんかは気を張るというか、バリアみたいにして入らないようにしてるかなぁ。あと、塩で手をよく洗ったり、お風呂の時には肩や背中なんかも塩でお清めしたりね。キノコちゃんも気になったらやってみてごらん」

 

なんていう会話をした後、先生は「でも僕の場合はね…」と、自分の”秘策”を教えてくれました。
その秘策とは、以前訪れたどこかの山の神様のもとに”飛んでいく”というもの。

 

いや飛んでいくとか意味が分からないしどういうこと?????

 

と思ってその時は(まだ見えてるかもしれない疑惑が今ほど濃くなかったので)聞き流してしまったのが悔やまれます。
が、どうも瞑想っぽいことをして意識をその山まで飛ばし、神様にお会いして悪いものを清めてもらい、良いエネルギーをチャージしてもらってくるらしい。

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そしてこの話を聞いて、「ああ、飛んでいくってちょっとわかる気がするけど、それを大っぴらに話すのは大丈夫なの??」という感想を抱いたのはをよく覚えています。

 

 

とすると、私が見えるかもしれないと思ってモヤモヤしてる歴は10年どころじゃなくて15年くらいはあるってことだ。
けっこうすごい。

 

 

この話はずっと私の心の中に残っていて、高野山に一人旅したときに「神様に会いに行くってこれかも!」と感動したので、次はその話でも。
キノコでした。