前世があるか無いかはさておき、私の前世らしきもの
小さい頃から繰り返し見る夢があります。
正確にいうと寝ている間に見ているわけじゃないので夢というか白昼夢?妄想?
夢の中で私はゆったりとした丈の長い布をまとっていて、多分頭にも何か布を被っているような気がします。
(このイメージはいつも私自身の視点から見えるので、自分の姿がよくわからない…)
詳細な場所は分からないのですが、ぼんやりと中近東の砂漠地帯のようだと理解をしています。
サハラ砂漠のような見渡す限り砂、というよりは、トルコのカッパドキアとかあのあたりの景色に近い。
緑が少なく、ゴツゴツとした白っぽい岩が延々と続く景色。
私は岩をくりぬいた大きな空間で日常を過ごしていて、そっと誰かを見守るような役割を与えられていたような気がします。
岩の質感がそのまま残された壁には灯りがともっていて、たくさんの部屋を入り組んだ通路と階段が結んでいる。
部屋の中はきれいに整えられていて、カーペットや調度品も上品だし、空気もひんやりとしていてとても居心地が良い空間になっています。
私はここで、ドラマチックな恋愛をするわけでも、運命を変える出来事に直面するわけでも、命を懸けた戦いをするでもなく、ただひっそりと誰かのことを見守りながら静かに平和に過ごしてる。
強いて言うなら、なんか毎日祈りながら過ごしているような感じはします。
うーん、なんだろう…
覚えている限り、無意識のうちに「私は前世はトルコにいた」と思ってたので、長期の旅行に行けることになったとき迷わずトルコを行先に選びました。
10日ほどかけてトルコをぐるっと旅しました。
私は生まれ変わったみたいに何もかもが楽しくて、食べ物はおいしいし、行く先々で見かける風景はなぜか懐かしいし、「やっぱりここに住んでいたことがあるのかなー」なんて思ったのでした。
でも前世が見えるという人に見てもらった私の前世は、驚きのジャンヌダルクでしたけどね…
またトルコ行きたいな。
キノコでした。