祖父の魂を、祖母の魂が迎えに来た
おばあちゃんのお葬式で、おばちゃんの霊を見た時の話を昨日書きました。
数年後、おじいちゃんが亡くなった時のお葬式でも、同じような光景を見ました。
その時もやっぱり、お坊さんの読経の声がおなかに心地よく響いてうっかり寝てしまいそうになるのを堪えるために、天井近くに漂うお焼香の煙をじーっと眺めていました。
煙のもやもやと重なるように、白っぽく光る何かが天井付近を飛び回っているのに気付いた瞬間に「ああ、ようやく再開できたんだね、よかったね」という思いで心がいっぱいになりました。
数年前に亡くなったおばあちゃんが、おじいちゃんを迎えにきたところで、二人は再開できたことを心から喜んでいるんだ。
そのことを私は「知って」いました。
なんだろう、あの感覚。
その後も、近しい人のお葬式で何度か同じような光景を見たのですが、お葬式で見るそれはいつも透明で清々しく、悲しみを一瞬忘れさせてくれます。
お葬式で見かける魂は、何か特別な状態なのかなぁ…
煙が揺蕩うのを見るととても心が落ち着くのは、お葬式で見かける透明な魂のことを思い出すからかもしれません。
こうやって、思い出すままにブログに書いていると、なんだかだんだん視えているかもしれないものが何も特別ではなく、普通なことのように思えてきた。
でも、まあ、普通魂とか見えないですよねぇ…
キノコでした。